デリバティブ取引とは

デリバティブとは、金融派生商品と言われることもありますが、これは本来の金融商品の値動きを対象として色々な契約に基づいた取引を行うことを指します。具体的には先物取引とオプション取引を指します。
基本的にはリスクヘッジに用いられるものだと言えるでしょう。例えば、ある株式を保有している場合に、下落する可能性があると判断すれば売るのも良いのですが、売るのではなくて先物を売るという方法があります。先物を売る方がコストが安いことも多いですから、こちらを利用するメリットは大きいのです。
先物を売れば、価格が下落したときには先物が利益を生み出します。現物株式の価格が下がると損失が発生するのですが、この損失と先物の利益をが相殺されることによって、価格下落リスクをゼロにすることができるのです。株価が上昇したときには、先物が損失を発生させますから利益を得る事はできません。
オプションの場合には売る権利を得ることができますから、プットを買っておけば上昇したときには権利を行使する必要はなく、下落したときには権利を行使して損益を相殺することができます。その代わりにリスクプレミアムという手数料を支払うことが必要となるのです。