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スペキュレーション

2014/06/15

スペキュレーションとは、実際にはそれを必要としていない投資家が利益のために取引することを指し、投機と呼ばれるのが一般的です。
例えば、WTI原油先物はニューヨークで取り引きをすることができ、原油価格の価格変動リスクを抑えるために作られたものだと言えるでしょう。ですから、原油を必要とする企業が、高騰したときのリスクをヘッジするために買ったり、あるいは原油を売る企業が価格下落のリスクを抑えるために売ったりするというのが基本的な使い方です。これを実需と呼びます。
原油に関する企業が取り引きをするのは分かるのですが、例えば上昇すると予想した場合には買って、そして高くなったときに売ることもできます。このようにして取引することは、実需に対して投機と呼ばれます。
投機は、どちらかというと短期間での売買になりがちです。数週間から数ヶ月くらいの短期間で取引を行うことが多く、実際に限月まで待たずに反対売買をすることが必要となると言えるでしょう。WTI原油の場合には、実需筋は1%しかなく、99%が投機筋だと言われています。投機筋があまりにも多いと言うことが価格変動を増幅させていると言われることもありますが、投機筋によって流動性が確保されているとも言えるでしょう。

ヘッジング

2014/06/15

ヘッジングとは「ヘッジをする」という意味です。ヘッジとは「リスクヘッジ」の略で、リスクを抑えるための取引を指します。売りヘッジと買いヘッジの両方があります。
例えば、原油を必要とする企業が原油の価格変動リスクを抑えるために原油先物を買ったり、あるいはそのコールオプションを買ったりすることによって、価格が高騰するリスクを抑える事ができます。
同じように、金利変動を抑えるために金利スワップが利用されることは多いですし。金利が上昇することによって大きな損失を発生すると見込まれた場合には、金利スワップを利用してリスクヘッジすることができるのです。
多くの企業や個人が取引しているものがFXです。これは、為替変動リスクを抑えるためのものだと言えるでしょう。輸出企業であれば円高になると受け取る代金が目減りしてしまうこともありますが、このときに円を先に買うという方法でヘッジすることができるのです。
このように、先物取引やオプション取引は、主にリスクヘッジをするためのものとして開発されているのですが、実際には投機的な取引が多く行われていると言えるでしょう。投機筋があることによってリスクヘッジをするための流動性が高くなると言う特徴があるのです。

利便性

2014/06/15

デリバティブは利便性が高いと言えるでしょう。というのは、原資産の代わりに取り引きができるからです。例えば、国内株式に投資をしようと思った場合、全てに分散をするのは非常に難しいことですが、株価指数先物を買えば、日本の株式に分散して投資をすることができます。少ない資金で分散できるメリットは大きいです。
また、資金面でも利便性は高いと考えられます。デリバティブでは、たいていはレバレッジをかけます。ですから、保有している資金以上の取引を行うことができます。例えば、100万円の資金で100万円しか買うことができるのではなくて、300万円くらいまで買うことができる場合もあります。資産としてはもっとたくさん持っていたとしても、すぐに換金できない場合もあるでしょう。このような場合に少ない資金を証拠金として預けることで大きな取り引きができれば、非常に取り引きしやすいと考えられます。
それ以外にも、例えば階だけではなくて売りにも対応しているものが多いです。現物商品であれば、上昇相場で買うという方法でしか利益を得る事ができませんが、デリバティブの場合には売りからも入る事ができますから、下落相場の時も利益を得る事ができるというメリットがあるのです。

多様性

2014/06/15

デリバティブの特徴の一つが多様性です。例えば、株式の現物取引を行う場合、配当金によるインカムゲインは少しあるものの、基本的には安く買って高く売ることによるキャピタルゲインが主な利益となります。ですから、設けるためには値上がりすることが必要となってくるのです。ですから、上昇相場でしか儲けることはできないと言えるでしょう。
デリバティブを用いれば売りから入る事もできますから、まず売って、そして売った価格よりも安い価格で買い戻すことによって設ける事もできます。ですから、値下がりの時にも儲けることができるというメリットがあるのです。
これだけなら信用取引を用いればできるのですが、まだまだ多様性はあります。例えば、コールオプションを売れば、相場が下落したときだけではなくて、相場が動かなかったときにも儲けることができます。また、コールオプションの売りとプットオプションの売りとを組み合わせれば、相場が一定のレンジで動くと予想したときにもリターンを期待する事ができると言えるでしょう。
ですから、設ける事のできる方法が一つだけではなく、非常に多くの状況に応じて期待できます。これがデリバティブの多様性のメリットだと言えるでしょう。

危険性

2014/06/15

投資で注意したいのがリスクです。
価格変動が大きいほど高く、小さいほど低くなります。
危険性とも言い換えることができますが、なぜ危険なのか、それは投資自体は先が読めないからです。
デリバティブのような金融派生商品は先の相場を読むことで価格の危険性を下げることができますが、現時点からの将来予測は確実なものはありません。
常に不確実性を持っています。
ゆえに分析が必要になるのですが、相場の機会を狙うことは投機的なものになります。
当たれば利益になるものの、外れれば損失になる、一種、賭け事になる恐れもあります。
それを避けることで必要になるのが投資のコントロールであり、危険性のマネジメントです。
相場自体を動かすことはできませんが、投資金額や期間は柔軟にコントロールできます。
将来予測が大きく外れることも想定して、どこまで損失に耐えることができるのか、マイナス面もみる必要があります。
投資はお金のマネジメントです。
いかに危険性を回避して、利益を大きくするかにキーポイントがあります。
また、投資の方法を工夫することで効率的なリターンを追求する本来の投資を実現することができます。
投資に必勝法はなく、常に価格変動の危険性を認識することが大切です。

知識の必要性

2014/06/15

資産運用をするときにはつねいリスクがあることを知っておかなければなりません。これにも色々なものがあるということを言っておかなければなりません。必ずしも利益が得られるというわけではなくて、損をすることもあります。それとともに知っておかなければならないのが、高い利益を得られる可能性のあるものは、同時に大きな損失を発生させる可能性があるということです。
例えば、債券を購入する場合、利回りが5%のものと10%のものとがあった場合、10%のもののほうが損失を派生させる可能性は高いと言わざるを得ないでしょう。なぜ利回りが高くなるのかというと、それは債券価格が低いからで、なぜ価格が低いのかというと人気がないからです。もしも魅力的な債券であれば、多くの人が買おうと思いますから価格は高くあるわけですが、そうではないのには何か理由があるからです。
ですから、高い利益が期待できると言うことは、それだけ損失を発生させる可能性も高いという事を知っておかなければなりません。例えば、FXは大きな利益を得る事ができる場合もありますが、すぐに資金を失ってしまう可能性もあります。レバレッジをかけた商品は、大きな利益を得る事ができるとともに、大きな損失を発生させる可能性がありますから注意が必要です。

オプション取引の原型

2014/06/15

オプション取引の期限は古代ギリシャだと言われています。天文学を研究していたターレスという人が、翌年はオリーブが豊作になるということを予見しました。このときにオリーブ絞り機を購入しておけば、豊作になれば高く売ることができますから利益を得る事ができるのですが、もしも売れなかった場合の損失は非常に大きくなります。
そこで、ターレスは直接買うのではなくて、買う権利を買ったのです。つまり、翌年にある価格で買うという契約を行い、その契約を結んでもらう代わりにいくらかの金銭を渡しました。
翌年、予見通りにオリーブは豊作となり、オリーブ絞り機の需要が高くなりました。そして、約束した価格で買い、それを高く売るという方法で利益を得たのです。これがもしも予想が外れた場合には、契約の時に支払ったいくらかの料金が無駄になるだけですから、損失が発生するとしてもそれほど大きな費用ではありません。そのために、リスクが限定されていると考えられます。
現在では、オプションは株価や指数、商品先物などの先物取引に対して設定されることが多いですが、基本的な考え方は同じで、買う権利であるコールだけではなくて、売る権利であるプットが登場したと言うことくらいの違いしかないのです。

先物取引の原型

2014/06/15

先物取引は、現在では様々なところで取引されていて、株式指数やコモディティなどに設定されています。金融派生商品として使われるようになったのは欧米が先なのですが、その原型は日本にありました。
日本では、金をベースとする通貨の地域と、銀をベースとする通貨の地域があり、それに加えて米が通貨の役割を持っていたという複雑な通貨制度が存在しました。これは江戸時代までのことで、それまでは通貨で見れば日本は一つになっていなかったと言えるでしょう。
米が重要な資産であったことは言うまでもないことなのですが、そのために米市場が大阪に整備されていました。大阪堂島の米会所で行われていたのです。本格的に市場として整備されたのは世界で初めてのことで、やはり複雑な通貨制度の上には必要なものだったと考えられます。
商品先物と同じように、現物としての米のやりとりが行われる事もありましたが、このときにすでに投機的な取引は行われていました。実物の米を必要とするのではなくて、売買差益を求めるだけの取引が行われていて、帳合米とも呼ばれていたのです。帳簿上で決済をすると言うことですから、現在で言うところの差益決済と同じような取引がすでに行われていたと言えるでしょう。

デリバティブの起源

2014/06/15

デリバティブ(金融派生商品)は株式、債権、通貨といった従来の金融取引から派生した金融商品のことで狭義では先物、スワップ、オプションを指すことが多いのですが、広義ではモーゲージ担保債権やワラント債、転換社債を含む場合もあります。近年になって派生した最先端の金融商品のように思われるかもしれませんが、その起源は古く、日本では江戸時代にはすでに米の先物取引が行われていました。大阪・堂島の米商人が米の変動リスクを避けるため、収穫前に米の取引価格を決めて行っていた先物売買が始まりとされます。さらに歴史的には古代ギリシャにまで遡るともされ、哲学者タレースがオリーブ圧搾機の借用権(オプション)を安く買ったのが起源とも考えられています。圧搾機借用権の高騰を予測して予め定価で借用する権利を買い上げておき、実際に豊作で高値になった時に定価での借用権を行使し、それを需要者に貸し付けて差額の利益を得たのです。その後、歴史上では17世紀にはオランダのチューリップ取引やロンドンでの株式や商品のオプション取引が確認できます。もともとは原資産価格変動リスクを避けるために行われていた取引でしたが、金融工学によって体系化された現在の取引においては投機的な側面が存在していることに留意する必要があります。