オプション取引の原型

オプション取引の期限は古代ギリシャだと言われています。天文学を研究していたターレスという人が、翌年はオリーブが豊作になるということを予見しました。このときにオリーブ絞り機を購入しておけば、豊作になれば高く売ることができますから利益を得る事ができるのですが、もしも売れなかった場合の損失は非常に大きくなります。
そこで、ターレスは直接買うのではなくて、買う権利を買ったのです。つまり、翌年にある価格で買うという契約を行い、その契約を結んでもらう代わりにいくらかの金銭を渡しました。
翌年、予見通りにオリーブは豊作となり、オリーブ絞り機の需要が高くなりました。そして、約束した価格で買い、それを高く売るという方法で利益を得たのです。これがもしも予想が外れた場合には、契約の時に支払ったいくらかの料金が無駄になるだけですから、損失が発生するとしてもそれほど大きな費用ではありません。そのために、リスクが限定されていると考えられます。
現在では、オプションは株価や指数、商品先物などの先物取引に対して設定されることが多いですが、基本的な考え方は同じで、買う権利であるコールだけではなくて、売る権利であるプットが登場したと言うことくらいの違いしかないのです。

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